守谷市H様ATエンジンオーバーホール編

Mk1から1,3ATに乗り換えをされるにあたって、エンジンと足回りを重視したミニに!と言うご要望がありましたので、予算の都合上ベース車両の価格をいかに抑えられるかが勝負どころでしたが・・・・
まずますの状態のミニを発掘出来ましたので、思う存分エンジンにお金をかけられます(^-^)
最近GTがはまっている「なんちゃってライトチューン」を施して組み上げます。
基本的にアフターパーツの使用は一切ありませんが、内容を公開してしまいます。

ヘッド
0,5o面研・バルブシートカット・擦り合わせ・ポート拡大と吸排気マニの段付き修正・11スタッド化・カーボン&メタルヘッドガスケット
ブロック
11スタッド化・スタッドボルト穴ザグリ加工とタップ切り直し・面取りとバリ取り・ホーニング・クランクシャフトラッピング
AT
クラッチ板とプレッシャープレート交換・シールパッキン全交換・全バラ分解洗浄・ブレーキバンド調整

こんなもんですが、ノーマルのECUでも驚くほどパワフルに生まれ変わりますよ(^-^)
真新しいチューニングパーツなどは実際必要有りません。
中低速のトルクを厚くしてやれれば十分だと思いますし、躍起になってチューニングパーツを投入しても結局は6500rpm付近で燃料カットされてしまうので、バルブスプリングもノーマルで十分!
一番の利点は、ノーマルパーツだけなので万一のトラブルの時でも、結果的にトラブルシュートが容易なんです。

インジェクションのミニはマニュアル・ATにかかわらず、通常でも燃料が希薄な状態になりやすいので、結果としてヒート気味の個体が多いのが現状です。

概ね5万キロ程でピストンリングは張力を失ってしまい、圧縮が落ちてしまいます。おまけに、バルブシールが硬化してきてオイル下がりも併発・・・・触媒付きでもエンジン始動の時に白煙が出るようであれば、既にオーバーホールを要する状態だと思います。

金額はもちろん安くは有りませんが、組み付け時に各摩擦面に対して表面処理を行ったり、テフロン系の添加剤を塗布する事によって、生の状態で組み付けした時よりもはるかにフリクションを低減させられるので・・・・・実は寿命は新品エンジンよりも延びるのです(^-^)

外的なチューニングは聞こえは良いですが、A型エンジンの本来のポテンシャルも捨てたモンじゃないですよ(^-^;
長く楽しめる車作りをして行こうと思います・・・・山口 信仁
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